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■ SSR 2008 Web2.0 アスペクト指向グループ 第4回会合議事メモ

日時: 2008 年 11 月 18 日(火) 17:00-19:00
場所: 早稲田大学大久保キャンパス 63号館0523室
出席予定者(敬称略): 鹿糠、江口、深澤、吉岡、鷲崎

議題(敬称略): 

1. 第3回会合 8 月 29 日 の議事メモ確認

2. 成果スコープの決定
- プロダクトと調査結果の両方を用意する。可能であればAOJSの適用例も含めたい。
- プロダクト: AOJS(久保)、Ajaxパターンライブラリ(江口)
- AOJS適用例: もし可能であれば(永井)。
- 調査
 -- AOP・リッチクライアント・Ajax実践状況アンケート(吉岡+企業側メンバ)、
 -- AOP研究状況(鷲崎、久保)
 -- 展望(鷲崎): Ajax×AOPの一例としてAOJSプロダクトを絡めて説明
- 最終形態: おそらくPowerPoint集。事務局・佐藤さんに要確認。

3. AOJSの状況と展望(江口)
- Ajaxパターン適用への応用を試行した
-- HTML修正が必要であるが、AspectHTML もしくは他の技術により解決可
-- 70パターン中、技術そのものではないパターンが47個、うち38個を対象予定
-- 関連付けファイルの洗練が必要
-- 既存の Ajax ライブラリ(ウィジェット系、非同期ラッパーなど)との
   関係を整理したい
-- 複数パターン適用の問題として、名前衝突がある。現在はそれぞれ
   ユニークな命名により回避している。今後、クラスへの対応など検討する。

4. OOPSLA 2008 参加報告(吉岡)
- 10/20-24開催、750人の参加、アメリカ・ナッシュビル
- AOP関連の発表
-- 論文2つ: 型理論・形式手法、アスペクトマイニング・テキスト・トピック解析
-- デモ2つ: OSGiサービスとウィーブ、コンテキスト指定

5. 実践状況アンケートの対象候補者
- 企業メンバ5社から2~3名
-- 例: 日立・四野見さん、Aspect COBOL 実践: 鹿糠からコンタクト
- その他
-- TopSE 受講生: 吉岡・鷲崎より実施可能
-- ウィンターワークショップ2009宮崎: 可能?
- 対象
-- 研究者
-- ミドル・フレームワーク開発者(技術寄り)
-- アプリ開発者(業務ロジック寄り)
- ドメイン: エンタープライズ中心

6. 実践状況アンケートのスケジュール
- ~12月: アンケート作成
- ~12月: アンケート対象者決定: 企業メンバ、TopSE 受講生など
- 1月頭: アンケート送付: 吉岡 -> 企業メンバ
- 1月末: アンケート回収: 企業メンバ -> ML
- 2月: アンケート回答分析
- 2~3月: スライド作成

7. アンケート構成
- 0. プロフィール: 業務内容(対象、ドメイン)、経験
-- 匿名で実施し、参加企業には分析後の詳細情報を提供
- 1. Web2.0: リッチクライアント、Ajax 中心
-- 現状
-- 問題
--- ○再利用性
--- ○保守性: 拡張、複雑
--- ○効率性: 性能、スケーラビリティ
--- (使用性)
--- (信頼性)
--- ○移植性: ブラウザ依存
--- ○相互連携・運用性: クライアント - サーバ、システム間
--- ○セキュリティ: 悪化するという新たな問題、難読化が完全ではない
- 2. アスペクト指向プログラミング
-- 現状: どう使っている?どこに使える?
-- 問題: 使いやすいか?どうなってると嬉しい?何が欠けている?
- 3. Web2.0におけるAOP適用の可能性
-- リッチクライアント開発における問題の解決
-- Ajax開発における問題の解決
-- その他の応用

8. 次回会合予定
- 日時: 2009 年 1 月 7 日(水) or 14 日(水) 18:20-20:00
- 場所: 国立情報学研究所(竹橋、神保町)
- 地図: http://www.sci.waseda.ac.jp/campus/index.html

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