~JISX25051:2016リリース記念セミナー~ 世界最高基準を目指す日本のソフトウェア品質 3月29日

本セミナーは終了しました。多くの皆様にご参加いただき有難うございました。講演資料・パネル資料の幾つかを掲載しましたので、下記プログラム中の講演タイトルから参照ください。

システム・ソフトウェアの品質要求および評価の国際規格SQuaREシリーズのISO/IEC 25051:2014の日本版JIS X 25051:2016「既製ソフトウェア製品に対する品質要求事項及び試験に対する指示」(予定)のリリースを記念して、グローバルスタンダードに基づいてソフトウェア製品の品質を体系的に測定評価する方法とその基準を、同国際規格策定エディタ・プロジェクトリーダより詳しくご紹介するセミナーを開催します。またセミナーでは、IPA RISE委託研究として早稲田大学がCSAJとの協力のもとで製品募集を開始したISO/IEC 25051:2014(JIS X 25051:2016)に基づくソフトウェア製品の品質実態調査について詳しくご紹介します。同品質実態調査は、CSAJにおけるPSQ認証も兼ねるものとなっています。さらにパネル討論では、今後の世界最高基準を目指した日本のソフトウェア製品の品質のあり方を、会場と共に議論します。参加費無料です。ぜひご参加ください。

主催: 早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所(スーパーグローバル大学創成支援 SGU Waseda Ocean ICT・ロボット工学拠点 参画)
共催: 一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)
後援: 独立行政法人情報処理推進機構 技術本部 ソフトウェア高信頼化センター
日時: 2016年3月29日(火)14:00-17:30(予定)
場所: 早稲田大学グリーンコンピューティング研究開発センター 1階 セミナー室(東京メトロ 東西線・早稲田駅)
参加費: 無料
参加申込: こちらから事前にお申し込みください。

14:00-14:20
システム・ソフトウェア品質のクリティカリティとSQuaREシリーズ
早稲田大学 名誉教授 東基衛氏

システムおよびソフトウェアの品質の重大性を解説すると共に、それと品質要求および評価の国際規格であるSQuaREシリーズとの関係を同シリーズのプロジェクトリーダより解説します。

14:20-15:00
ソフトウェア品質の基準とは ~ISO/IEC25000(SQuaRE)シリーズについて~
日本電気株式会社 JTC1/SC7/WG6コンビーナ 込山俊博氏

本講演では、国際規格ISO/IEC 25000 SQuaREシリーズの品質要求定義と品質評価の進め方を、同規格を策定する国際WG議長(コンビーナ)より詳しく紹介し、これからの時代に求められる品質マネジメントのあり方を共に考えます。

15:00-15:40
ソフトウェア品質実態調査について
早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所 所長 鷲崎弘宜氏

IPA RISE委託研究として早稲田大学がCSAJとの協力のもとで製品募集を開始したISO/IEC 25051:2014(JIS X 25051:2016)に基づくソフトウェア製品の品質実態調査について、必要な入力や得られるメリットを詳しくご紹介します。同調査では、市販されているソフトウェア製品の内部品質、外部品質、利用時の品質を測定評価し、その評価結果を各製品の品質把握と改善に役立てていただくことができます。またCSAJにおけるPSQ認証も兼ねると共に、評価データの蓄積を通じて、異なる品質間の関係を総合的に実証したベンチマークとして公開する予定です(参考: ニュース「早大、ソフトウェアのベンチマークとなる品質実態調査と評価枠組みの研究」)。

スライド1 スライド2

15:40-16:00
質疑応答

16:20-17:20
パネルディスカッション「ソフトウェア品質の測定と評価」
(パネリスト)東基衛氏 (資料: 利用時の品質とユーザビリティ
鷲崎弘宜氏
加藤大受氏(ウイングアーク1st株式会社)
佐々木方規氏(株式会社ベリサーブ)
(モデレータ)藤井洋一氏(CSAJ理事)

17:20-17:30
質疑応答