記事「ソフトウェア品質の知識体系」を情報処理 2014年1月号(Vol.55, No.1)に寄稿しました。

鷲崎 弘宜, “ソフトウェア品質の知識体系”, 情報処理 2014年1月号(Vol.55, No.1), 2014. (to appear) (校正前ドラフトPDF)

ソフトウェア品質に関わる技術活動が「正統なエンジニアリング」であるために,知識体系とその形成や社会貢献を担うコミュニティが必要である。本稿では,情報システムやソフトウェア全般の知識体系の広がりを取り上げ,その中で特にソフトウェア品質に関する知識体系の現状と改訂予定,および活用方法を述べる。そのうえで,知識体系が乱立する今日から将来における一つの展望として,特定領域の専門性を確保するという意味では閉じていて,他領域との接続について開かれているという「オープン・クローズド(Open-Closed)」化を議論する。