鷲崎准教授が講演&ワークショップを実施 “ゴール指向の測定と品質保証活動 -メトリクス解説およびGQM法のワークショップ-“, 株式会社SHIFT ヒンシツ大学Evening Talk #07, 2015年5月26日

鷲崎弘宜, “ゴール指向の測定と品質保証活動 -メトリクス解説およびGQM法のワークショップ-“, 株式会社SHIFT ヒンシツ大学Evening Talk #07, 2015年5月26日

メトリクスについて講演ならびにGQMワークショップを実施させていただき、短時間ながらも実効性の高い結果が多く得られました。

概要: ソフトウェアの品質保証活動を進めるにあたり、測定を通じたプロダクトやプロセスの定量評価が欠かせません。しかし、注目して測った事柄は大抵改善することや、測定が断片的情報を与えることに注意する必要があります。本講演では最初に、メトリクスを用いた定量評価に取り組む際の落とし穴とコツを事例を交えて解説し、具体的な手法として、目的をもって改善させたい事柄を測定評価するゴール指向の枠組みGoal-Question-Metric(GQM)法を解説します。また関連するシフト社との共同研究成果として、過去の測定結果とテスト観点表を活用したテストケース優先順位づけ手法を紹介します(IEEE ICST 2015採択)。続いて、参加者それぞれの品質保証活動等を題材としてワークショップ形式で、GQM法の適用によるゴール指向の測定評価を体験します。 

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