SEC journalに採択「国際規格に基づく総合的なソフトウェア品質評価枠組みとその実製品適用による品質ベンチマーク」

鷲崎弘宜,津田直彦,本田澄,中井秀矩,深澤良彰,東基衛, 込山俊博, 中野正,鈴木啓紹, “国際規格に基づく総合的なソフトウェア品質評価枠組みとその実製品適用による品質ベンチマーク”, SEC journal, 2018. (to appear)

ソフトウェア製品の品質を業界の中で定量的に明らかとし改善可能とするため,多面的な品質を測定評価する共通の仕組みが必要である.我々は国際規格SQuaRE(Systems and software Quality Requirements and Evaluation)シリーズの具体化により,製品によらず共通に製品品質と利用時品質を総合的に測定評価可能な枠組みを実現した.さらに枠組みを21製品に実適用し,品質特性別の傾向,品質特性間の関係,利用時品質・製品品質間の関係,および製品コンテキストと品質特性の関係の一端を,適用した範囲において明らかとし,品質ベンチマークとして公開した.