論文「小学生を対象としたプログラミング教育のためのルーブリックの提案」が日本STEM学会論文誌 STEM教育研究に採択

齋藤大輔, 佐々木綾菜, 鷲崎弘宜, 深澤良彰, 武藤優介ほか, “小学生を対象としたプログラミング教育のためのルーブリックの提案”, 日本STEM学会論文誌 STEM教育研究, Vol. 1, pp. 1-10, 2018.

小学生を対象としたプログラミング教育を等しく評価する方法は確立されていない。この課題を解決するために、Rubric ProEEsという評価指標の提案とRubric ProEEsに対応するテストを作成した。 提案した指標はプログラミング教育における多くの学習目標の重要な項目を網羅し、評価者に関係なく同等に評価することを可能にする。また、我々は、プログラミングを活用したワークショップにそれを適用し、その妥当性と有用性を確認した。結果、Rubric ProEEsは課題を解決し、児童の理解を定量的に把握することを可能にした。今後は、プログラミングが活用される科目との関係を研究し、学習における総合的な能力を継続的、体系的に評価する。