ウィンターワークショップ2022 (WWS2022) 発表申込延長募集

ウィンターワークショップ2022 (WWS2022)のポジションペーパーなしの発表のみ申込期限を1月5日に延長しました。 ぜひお申し付けください。
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【締切延長】参加募集: ウィンターワークショップ2022 (WWS2022)
情報処理学会/ソフトウェア工学研究会 主催
http://wws.sigse.jp/2022/

ポジションペーパーなしの発表のみ申込期限を1月5日に延長しました。

2022年1月17日(月)-21日(金) (イベントウィーク)

情報処理学会ソフトウェア工学研究会では,1997年より,テーマを絞った集中的
な議論の場として,ワークショップを毎年開催しております.本年度も各分野に
造詣の深い討論リーダのもと,それぞれの分野で,いま何をやるべきか,そのた
めに解決すべき研究・技術課題は何か等を議論いたします.
皆様の積極的なご参加をお待ちしております.

発表概要 締切 2022年1月5日(水)※延長しました!
採択通知 2022年1月7日(金)
ポジションペーパーカメラレディ締切 2022年1月7日(金)

T1:ソフトウェア評価のメタ評価
2022年1月18日(火) 13:00-17:00 オンライン開催

T2: 形式手法
2022年1月21日(金) オンライン開催

T3: ソフトウェア工学とダイバーシティ
2022年1月21日(金) 午後 オンラインと芝浦工業大学芝浦キャンパス ハイブリッド

T1:ソフトウェア評価のメタ評価
ソフトウェアあるいは仕様・設計・モデルなど関連した成果物に対しては様々な
評価手法があり,同様に様々な評価観点や評価指標があります.例えば,テス
ト,レビュー,シミュレーション,静的解析,形式手法などといった評価手法,
品質モデル,テスト観点,設計におけるビューといったリファレンス,テストに
おけるカバレッジや各種のメトリクスなど定量的な指標も数多くあり,活用され
てきました.一方,ソフトウェア開発をとりまく状況も拡大,変化,多様化して
います.GitHubや各種クラウドサービスの台頭, アジャイルやDevOpsといった開
発スタイルの広がり,それに伴いライフサイクルモデルも変わってきています.
本ワークショップでは,こうした状況を踏まえ,これらの評価技術が,どのよう
な人にとっての評価に有効なのか,どういう評価に有効なのかを見直してみたい
と考えます.新しい状況の中でどのような技術をどう使うことが有効なのか,既
存の評価観点は十分な観点を提供しているのか,あるいはソフトウェアの広がり
や多様化の中で新たな観点が必要になっているのか,あるいは現実の評価におい
てより使いやすい観点や指標が求められているか等,様々な側面から点検を行い
たいと考えます.
本ワークショップではポジションペーパーの募集は行いません.自由に話題提供
や議論を行いながら,評価のメタ評価を行いたいと考えます.

討論リーダー:細合晋太郎(チェンジビジョン)岸知二(早稲田大学)
参加区分:プレゼンテーションのみ/議論への参加のみ

T2: 形式手法
形式手法とその関連技術によってソフトウェア・ハードウェア開発の効率化およ
び製品の高信頼化・高品質化を実現するために,産業界・学術界において様々な
取り組みが進められている.本セッションでは,産学の連携を通じて情報産業に
おける形式手法の普及および利活用を推進するべく,継続的に議論を行ってい
る.形式手法の産業界への普及は進んでいるが,導入支援のための技術教育の必
要性や,実システムへの導入に際してのコストの軽減など,多くの課題が残され
ているのが現状である.
本セッションでは,形式手法の導入を成功させるための産学での取り組みとその
連携の進め方について情報を共有し,議論を行う.産業界においては自動化技術
など導入コスト削減のための事例報告を,学術界においては抽象化の適用やアル
ゴリズムの高速化などの技術開発に関する報告などを歓迎する.
なお,本セッションでの議論の対象は上記のトピックには限定しない.これまで
継続的に議論を進めてきた,形式的検証や形式仕様記述に関する研究開発に加え
て,プログラム解析技術の応用や,プロセス代数理論に基づく解析,SAT・SMTソ
ルバの応用など,様々な技術開発に関して,先端技術の利活用からまさに現場で
利用されているシステムの検証事例までの幅広い提案を募集する.さらに,アプ
リケーションとして,ソフトウェア・ハードウェアシステムの検証に加えて,組
込み・実時間システムへの適用,セキュリティ問題解決への応用,車載システ
ム・医用システム開発への導入など,適用事例の報告や応用の枠組みの提案を募
集している.導入支援ツールの開発などシステム構築に関する報告も歓迎する.
産業界からは現場での適用事例や運用方法・ノウハウなど具体的な活動に関する
報告を,学術界からは最新の技術動向や学生への教育実践報告などを期待する.
進行中の研究開発に関する途中経過についての報告も歓迎している.

討論リーダー:横川 智教(岡山県立大学)早水 公二(株式会社フォーマルテック)
参加区分:プレゼンテーションのみ/議論への参加のみ

T3: ソフトウェア工学とダイバーシティ
技術革新やDX推進のためには組織やコミュニティのダイバーシティが必須である
ことが指摘されながら,日本の産業界や学会においてはまだ十分でないことが指
摘されている.例えば,ジェンダーに関しては,日本のジェンダーギャップ指数
は156か国中120位と低迷,工学部の女子学生割合は15%等,日本の遅れが大きな
課題となっている.ジェンダーに限定せず,国籍,人種,宗教,文化,価値観,
障がい,学習歴・職歴などにおけるあらゆるダイバーシティの課題は,我々ソフ
トウェア工学のコミュニティにおいても他人事ではなく,今こそ真剣に議論すべ
き時であると考える.コミュニティのダイバーシティのために何をすべきか,ま
た社会におけるダイバーシティの課題解決のために情報処理技術やソフトウェア
工学の技術・知見をどのように活かすことができるのかを議論したい.まずは現
状を正確に認識し,課題を共有するために,自由に本音で議論する場としたい.
あらゆる立場・意見の方の参加を歓迎します.

討論リーダー:野田夏子(芝浦工業大学)鷲崎弘宜(早稲田大学)
参加区分:ポジションペーパーあり/プレゼンテーションのみ/議論への参加のみ

問い合わせ
メールアドレス wws2022(at)wws.sigse.jp
運営担当 竹之内 啓太(NTTデータ),横川 智教(岡山県立大学)
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