情報処理学会誌 情報処理 Vol.59, No.7 に「SIGCSE 2018 参加報告およびコンピュータサイエンス教育におけるトップカンファレンスのススメ -世界基準で目標を掲げ,影響を与えるために-」が掲載されました

礎 良輔、鷲崎 弘宜、“SIGCSE 2018参加報告とコンピュータサイエンス教育におけるトップカンファレンスのススメ – 世界基準で目標を掲げ、影響を与えるために -“, 情報処理, Vol.59, No.7, 2018

SIGCSEは,米国で開催される最大規模のACM主催会議The SIGCSE Technical Symposium on Computer Science Educationを指し,コンピュータサイエンス教育における最難関のトップカンファレンスである.世界の研究者や実務家は,トップカンファレンスを目標として計画的に研究・実践し,投稿し,採否によらず参加し,議論し,影響を与え,ネットワークを広げる,ということを50年間積み重ねてきている.日本もそれに倣うべきである.本稿では49回目の開催にあたるSIGCSE 2018の様子を報告するとともに,トップカンファレンスの重要性を述べる.